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2020.09.14

WING

海自米国派遣部隊、日米豪韓共同訓練を実施

 海上幕僚監部は9月12日、米国に派遣している「2020(令和2)年度米国派遣訓練(護衛艦)」の参加部隊が、9月12・13日の2日間、日米豪韓共同訓練「パシフィック・ヴァンガード20」をグアム島周辺海空域で実施したと発表した。
 米国派遣訓練には海上自衛隊護衛艦「いせ」と「あしがら」を派遣しており、参加艦艇は環太平洋合同演習(RIMPAC)に参加するなど洋上訓練を重ねていたところ。
 「パシフィック・ヴァンガード20」には海自からは前述の護衛艦2隻が参加したほか、米海軍からは駆逐艦「バリー」、補給艦「ジョン・エリクソン」、潜水艦、航空機、豪海軍からはフリゲート「アランタ」、「スチュアート」、韓国海軍からは駆逐艦「イ・スンシン」、「ソエ・リュ・ソンニョン」が参加。参加艦艇らは対空戦や対水上戦、対潜戦訓練などを実施したとのこと。
 海幕は訓練について、海自の戦術技量の向上と米海軍、豪海軍および韓国海軍との連携強化を図るのが目的としている。

 

※写真=日米豪韓共同訓練の参加艦艇(提供:米海軍※撮影は海上自衛隊)