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アエリオンAS2、BAEシステムズの飛行制御システムを採用
超音速ビジネスジェット、2023年生産開始へ
BAEシステムズは9月15日(米国現地時間)、超音速ビジネスジェット機AS2を開発しているアエリオン・スーパーソニックから、AS2の飛行制御システム提供契約を結んだと発表した。
AS2は合成燃料のみを使用し、アフターバーナーを使うことなく超音速に到達可能な初の超音速航空機であり、8から10人乗りのビジネスジェット機となっている。高度5万7000フィート(高度約17キロ)での最高速度はマッハ1.4(時速約1000マイル)にもなり、アエリオンは2023年から生産を開始するとしている。
契約では、BAEシステムズは操縦スティックによる入力などの操作系統(アクティブ・インセプター)を含むフライ・バイ・ワイヤ式飛行制御システムの設計、開発、統合を行うことになっているとのこと。ちなみに、このアクティブ・インセプターは、操縦ステックに電子制御アクチュエーターを搭載しており、AS2パイロットの手のひらに触覚をフィードバックすることで、構造的ないし空力的操作限界をパイロットに警告するというものとなっている。
※画像=BAEシステムズはアエリオンから超音速ビジネスジェットAS2の飛行制御システム開発を受注した(提供:BAEシステムズ)