記事検索はこちらで→
2020.09.16

WING

ロッキード、先進EHF衛星6号機の軌道上試験に成功

米宇宙作戦軍団に年内引き渡しへ

 ロッキード・マーティンは9月15日(米カリフォルニア州現地時間)、去る8月27日に先進EHF通信衛星6号機(AEHF-6)の軌道上試験(OOT)を指向し、これを完了したと発表した。
 AEHF-6はEHF帯(ミリ波)を使用する軍用通信静止衛星で、今年3月26日にユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)がアトラスV551型ロケットで打ち上げていた。ちなみに、AEHF-6の打ち上げは米宇宙軍にとって最初の打上げミッションだったとのこと。
 ロッキード・マーティンは、「軌道上試験の成功は、衛星が性能要求を全て満たしていることの表れであり、米宇宙作戦軍団へ衛星を年内に引き渡す道程にあることを示している」と述べている。
 AEHF衛星は、陸海空の領域において戦略的・戦術的活動を実施する司令部や戦闘員に対し・・・
 

 

※写真=今年3月26日に打ち上げた先進EHF通信衛星6号機が軌道上試験に成功した(提供:ロッキード・マーティン)