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ロシア艦艇6隻が宗谷岬から日本海へ
統合幕僚監部はこのほど、ロシア海軍艦艇6隻が9月14日に北海道の宗谷岬沖を通過したことを確認した。このロシア側の艦艇は、スラバ級ミサイル巡洋艦、ウダロイI級駆逐艦、ステレグシチー級フリゲート2隻、マルシャル・ネデリン級ミサイル観測支援艦、アムール級工作艦。それらは西へ向けて日本海へ航行した。
ロシア艦艇を確認したのは、海上自衛隊第2航空群のP-3C(八戸)と、第1ミサイル艇隊「くまたか」(余市)。14日午前10時ごろ、宗谷岬沖東北東約160キロの海域でロシア艦艇6隻が西へ向けて航行していたところを確認した。
このロシア艦艇による自衛隊艦艇などへの危険な行動や、日本領海内での航行などはなかった。またロシア艦艇の宗谷海峡通過発表は、今年6回目となった。
※写真=このほど宗谷海峡を通過したロシア艦艇。上から、スラバ級ミサイル巡洋艦、ウダロイI級駆逐艦、ステレグシチー級フリゲート2隻、マルシャル・ネデリン級ミサイル観測支援艦、アムール級工作艦(提供:統合幕僚監部)