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2020.09.25

WING

IATA/UNCOT、国連テロ対策プ事務所と協力強化

ジュニアックCEO、「テロリスト移動抑制し安全な空の旅を維持」
 
 国際航空運送協会(IATA)と国連テロ対策事務所(UNOCT)は9月24日(ジュネーブ現地時間)、国連テロリスト対策トラベルプログラムに関する協力を強化するための覚書に署名した。この覚書の署名は同日、仮想式典の中で、国連テロ対策事務所のウラジミール・ボロンコフ所長とIATAのアレクサンドル・ドゥ・ジュニアックCEOによって行われた。
 両者が協力強化の覚書に署名したプログラムは、安全保障理事会決議および関連するプライバシー法に基づき、事前旅客情報(API)、旅客名記録(PNR)、その他の旅客データを利用して、テロリストや重大犯罪者を検知し、対抗する能力を加盟国が構築できるようにするもの。IATAは、このイニシアチブに、最初の非政府系パートナーとして参加した。
 ボロンコフ所長はIATAとの協力強化について、「今回の覚書は、国連テロリスト対策トラベルプログラムのみならず、UNOCT全体にとっても画期的なものだ」と評価した。

 

※写真=IATAは国連テロ対策事務所と協力強化(提供:IATA)