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2020.09.25

WING

三菱UFJリース、日立キャピタルと経営統合

来年4月に新会社、総資産10兆円規模に

 三菱UFJリースと日立キャピタルが9月24日、両社間で経営統合契約及び合併契約を締結した。経営統合は2021年4月1日を予定しており、統合後の新会社は総資産10兆円、純利益1000億円以上の規模となる。業界第3位の三菱UFJリースと、第5位の日立キャピタルの経営統合により、総資産ベースでは、界2位の三井住友ファイナンス&リースを抜き、総資産13兆円を有するオリックスに次ぐ第2位へと躍り出る。さらに統合後の新会社の純利益も業界トップをひた走るオリックスに次ぐ規模となる見通しだ。なお、経営統合は三菱UFJリースを存続会社として、日立キャピタルを吸収合併するかたちとなり、合併比率は日立キャピタルの株式1株に対して三菱UFJリースの株式5.10株を割り当てる。日立キャピタルの普通株式は、2021年3月30日付で上場廃止(最終売買日は2021年3月29日)となる予定だ。
 三菱UFJリースと日立キャピタルは、これまでも経営統合を視野に入れた協議を重ねるなど、関係が深い。去る2016年5月には資本業務提携を締結。・・・