ノースロップ、グローバルホークに新センサーを搭載

　ノースロップ・グラマンは9月24日（米サンディエゴ現地時間）、自社の高高度長距離自律航空機システム「グローバルホーク」の能力を向上すべく新たなセンサーを搭載したと発表した。
　今回グローバルホークに新たに搭載するのは「MS-177マルチスペクトルカメラシステム」と「AN/ASQ-230インクリメント1」の2つのセンサー。MS-177は可視光線および赤外線域の複数チャンネルによる画像および信号情報の収集を可能とするもので、グローバルホークへの搭載は初となる「AN/ASQ-230インクリメント1」は電子攻撃への対応力を強化するものとなっている。
　ノースロップ・グラマンは、「若くとも実績がある我が社の航空機フリートに搭載する、新たな、そして改良した機能により、我々のパートナーは2040年代まで軍人の命を危険にさらすことなく、敵を監視することが出来る」と語っている。

※写真＝ノースロップ・グラマンはグローバルホークにMS-177とAN/ASQ-230インクリメント1を新たに搭載する（提供:ノースロップ・グラマン）