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防衛省、米海兵隊MV-22訓練を「キーン・ソード」へ
オスプレイ訓練移転は11回目、日米同盟強固に
防衛省は、普天間飛行場の米海兵隊によるMV-22オスプレイを使用する訓練の沖縄県外移転について、日米共同統合演習「Keen Sword21/02FTX」に組み込んで実施することを明かした。同演習実施期間の10月26日から11月5日まで、鹿児島県トカラ列島の一つ、臥蛇島と周辺海空域で訓練を実施する。沖縄の負担を軽減するティルト・ローター機などの訓練移転はこれで11回目。国内10回、グアムなど1回となる。
このオスプレイを使用した訓練には、米側から第1海兵航空団第36海兵航空群第265海兵隊中型ティルト・ローター機飛行隊、第3海兵師団第4海兵連隊が参加する。自衛隊からは、陸上時得隊水陸機動団および西部方面航空隊、海上自衛隊護衛艦「ひゅうが」「すずつき」および輸送艦「おおすみ」「くにさき」、航空自衛隊第8航空団が参加する。米海兵隊のオスプレイは4機程度参加して、ヘリボン訓練などを実施。機体は整備のため、海上自衛隊鹿屋航空基地を使用する予定だ。・・・