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中部空港8月、需要伸び悩み旅客数86%減の18万人
夏需要期待もコロナ拡大で空振り、国際旅客800人
中部国際空港会社が発表した8月の空港運営実績によれば、国際線・国内線をあわせた旅客数は対前年比86%減少した18万1369人に留まった。新型コロナウイルスの感染が7月に再拡大したことの影響を受け、夏の旅行需要が伸び悩んだことが影響した。
国内線の旅客数も73%減少した18万569人と、本来ならば書き入れ時であるはずの8月は、今年は寂しい数字に終わってしまったかたちだ。一方、依然として各国政府の出入国制限や検疫などが影響して路線ネットワークが崩壊している国際線については、旅客数が800人に留まり、その内訳は日本人旅客数が100人、外国人旅客数は700人だった。
国内線・国際線ともに旅客数減少に伴い、中部空港の構内営業売上高も大きく落ち込んでおり、8月の売上高は94%減少した2億4500万円だった。・・・
※写真=中部空港の8月旅客数は前年比86%減に。国際線はわずか800人に