WING
関西空港8月、旅客数は前年比91%減
国内線便数前年86%まで回復も需要伸びず
関西エアポートは9月25日、8月の関西空港の利用状況について、国際線・国内線をあわせた旅客数が対前年比91%減少した25万6035人だったことを発表した。このうち国内線は63%減少した24万2109人で、一方の国際線旅客数は99.4%減少した1万3926人だった。国際線旅客数のうち、日本人旅客数は99.2%減の6980人、外国人旅客数は99.5%減の6274人だった。
関西エアポートは8月の実績について、国際線は7月以降、一部旅客便の運航再開があるものの、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化するなかで、限定的な旅客流動となったとコメント。一方で国内線は、お盆期間中の増便もあり、運航便数は運営する関西空港、伊丹空港、そして神戸空港の3空港ともに前年の8~9割程度まで回復したことを明かした。ただ、国内での感染者数の増加やお盆期間中の移動自粛等が影響し、蓋を明けてみれば旅客数は前年の3割程度に留まったと分析した。・・・
■伊丹・神戸、旅客数は前年比68%減
※写真=国内線は発着回数が回復するも肝心の需要が付いて来ず。国際線は相変わらず厳しい状況が続く