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航空局、交通管制安全情報分析委員会で取組報告
2028年度目処に安全監督で「予測型リスク管理」導入
国土交通省は9月25日、「交通管制に関する安全の向上のための取り組み(令和元年度)」を公表した。これは今年7月下旬に「第7回交通管制安全情報分析委員会」(小松原明哲委員長:早稲田大学教授)を持ち回りで開催し、そのなかで航空局が航空管制に係る取り組みを報告したもの。この報告のなかで航空局は、安全監督に関する取り組みで、国際民間航空機関(ICAO)が世界航空安全計画において2028年を目途に「予測型リスク管理」を導入することを計画していることに触れ、航空局としてもその導入に向けて効果的かつ効率的な安全情報の収集・分析業務の構築を推進していくことを明かした。これまで航空局は「リスクベース」の安全監督に係る取り組みを実施してきており、収集した安全情報や安全監査で確認した情報を中心としてきていた。・・・
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