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米国務省、日本向けRIM-116CミサイルのFMS承認
ミサイル最大51基で、見積金額は5531.1万ドル
米国務省は9月28日(米ワシントン現地時間)、日本に対するRAMブロックII(RIM-116C)ミサイルの有償軍事援助(FMS)を承認したと発表した。見積もり金額としては、最大51基のRIM-116Cミサイルなどで5531万1000ドルになるとのこと。国防総省安全保障協力庁(DSCA)は同日に議会に要求承認を通告した。
今回のFMSで主に売却するのは、RIM-116Cミサイルを最大51基、輸送・保管用のキャニスター、運用マニュアル、技術文書、ロジスティクスサポートなどとなっている。
近接防空ミサイルであるRIM-116Cミサイルは主に各国艦艇が搭載している。日本では「いずも」型護衛艦および建造中の「3900トン型護衛艦(FFM)」が、「SeaRAM」として搭載ないし搭載することになっている。今回のFMS調達は、これら艦艇に搭載するものと見られる。・・・