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BAEシステムズ、中型UUV「Riptide UUV-12」を発表
BAEシステムズは去る9月22日(米国現地時間)、無人水中航走体(UUV)市場に中型UUV「Riptide UUV-12」を新たに投入すると発表した。ちなみに、BAEシステムズでは2019年にRiptide Autonomous Solutionsを買収しており、「Riptide UUV-12」は買収後初の新製品になるとのこと。
「Riptide UUV-12」は直径12インチの中型機で、特定のシステムなどに依存しないアグノスティックなモジュラーシステム設計による汎用性や、高効率の電気系統と高効率かつ低ノイズの推進システムによる耐久性などが特徴で、潜航性、航続距離、耐久性、高速性に優れているという。また、BAEシステムズのミッションシステムと統合することで、無線周波数(RF)信号収集や電子戦機能、アクティブ音響センシング、音響による敵味方識別、音響・無線通信、自律システム、航法システムを組み合わせ、様々な商用および軍事要求を満たすことが出来るとしている。
※写真=米マサチューセッツ州・プリマス沖で設計認証試験中の「Riptide UUV-12」(提供:BAEシステムズ)