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2020.09.30

WING

羽田7月、国際線旅客数は前年比97.8%減

国内線は72.4%減、全体としては回復傾向に

 日本空港ビルデングが発表した7月の羽田空港旅客ターミナル利用実績によると、国際線旅客数は前年同月比97.8%減少した3万5016人と、依然厳しい結果となっていることが明らかになった。一方、国内線旅客数については72.4%減少した160万681人となり、5月25日の緊急事態宣言の解除、6月19日の県境をまたぐ移動の自粛要請解除を受けて、少しずつではあるが回復傾向にあることを示している。
 7月の国際線旅客数のうち、日本人旅客数は98%減少した1万6809人、外国人旅客数も99%減少した7177人と、欧州など各国が入国制限解除を受けてか前月に比べれば回復してはいるものの、依然コロナ渦前の状態にはほど遠い結果となっている。
 なお、通過客は84.5%減少した6948人、協定該当者(日本における米国および国際連合の軍隊の地位に関する協定により、軍人、軍属、家族が軍用機以外で入出国した人)は51.1%減少した4082人だった。