WING
JAL、VRを活用した緊急脱出研修を開始
遠方在勤社員の受講や新型コロナの課題を克服
日本航空(JAL)は9月30日、研修施設で実施しているJALグループ社員を対象とした緊急脱出研修を仮想現実(VR)で出来る方法を導入したと発表した。
JALでは2016年11月から羽田整備地区などに設置した実際の客室を模した研修施設で実施してきたが、遠方在勤社員の受講が課題となっていたという。さらに、新型コロナウイルス感染症の影響により、研修施設の利用や人の移動に制約がかかり、社員の受講が困難な状況となってしまった。
このため、JALでは東芝システムテクノロジーと共同でVR研修教材を開発し、今年8月に導入したという。既に国内での研修は開始しており、今後は海外へも展開していくとしている。・・・
※画像=VR教材の画面例(提供:JAL)
※動画=VR教材の紹介動画(提供:JAL)