WING
航空輸送7月、各国規制で国際旅客輸送97.3%減
自粛緩和で回復見られた国内、旅客輸送7割超に
国土交通省がこのほどまとめた7月の航空輸送実績は、国際航空の旅客輸送が対前年同月比97.3%減の5万7000人で、人キロベースが96%減の3億6931万3千人キロになり、座席利用率が24.9%となった。国内定期航空では旅客輸送量が66.9%減の300万3000人で、人キロベースが66.5%増の28億4028万人キロになり、利用率が44.5%であった。新型コロナウイルス感染症の影響で、特に国ごとの出入国規制が厳しい国際線旅客が著しく減少した。国内線旅客は、自粛緩和の影響で旅客需要の回復も見られるが、前年に比べて7割近く旅客が減少した。
貨物輸送については、国際航空では輸送量が23.4%減の9万6165トンで、トンキロベースが22.1%減の5億4422万1千トンキロ、重量利用率が24.9%になった。これに超過手荷物、郵便物を含めると、トンベース25%減の9万9231トン、トンキロベース22.5%減の5億6092万5千トンキロになる。・・・