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ANA、3月末以来の成田-ホノルル線運航再開
搭乗者数27名、10月・11月は各月2往復計画 全日空(ANA)は10月5日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、今年3月28日以降、その運航を停止していた成田-ホノルル線の運航を再開した。10月中は10月5日と19日の計2往復便を運航する計画で、11月には日本側の発着地を羽田空港に変更して、同じく月2往復便運航予定だ。それ以降の運航は、状況を見ながら判断する。 ANAは成田-ホノルル線に総2階建ての520席仕様のA380「FLYING HONU」を投入しているが、今回の成田-ホノルル線投入機材は246席仕様の787-9型機へとサイズダウン。それでも運航初便となった5日のNH184便の搭乗者数はわずか27名(ビジネス:9名、プレミアムエコノミー:2名、エコノミー:16名)と、寂しい再開となった。 月2往復便ながらも成田-ホノルル線の運航再開に何とか漕ぎ着けたかたちのANAだが、今回の運航は本来のハワイへの観光需要の取り込みではなく、あくまで経済活動などに寄与することが可能な最低限規模の運航に留めた。留学生やビジネス渡航、あるいは帰国者などが中心となると想定している。とりわけ現地の学校再開による留学生などの需要が見込まれるという。・・・
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https://youtu.be/4s9xbgUsS7I
※写真=ANAが3月末以来となる成田-ホノルル線の運航を再開 ※写真=再開初便となった成田発のNH184便の旅客数はわずか27名 ※写真=留学生やビジネス渡航など、経済活動に必要な最低限レベルの運航規模に留めており、10月は月2往復便する。11月は羽田空港発着として月2往復便運航する ※写真=NH184便の出発時刻は定刻20時10分。成田空港を出発する多くの便が欠航しており、その時間帯にも係わらずターミナル内は依然として閑散とした状況が続く