ウイングトラベル
★エアアジア・ジャパン、12月5日で全路線運航停止
コロナ収束不透明で「事業継続は極めて困難」
エアアジア・ジャパンは10月5日、国土交通省に対して、来る12月5日で全路線の運航を停止することを届け出た。これにより、同社は事業を廃止する。9月にエアアジア・グループのトニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)が、日本における事業見直しを示唆する発言。その後、同社は火消しを図っていたが、最終的には日本市場からの撤退を決断した。
エアアジア・ジャパンは新型コロナウイルス感染拡大の影響で4月9日以降、全便で運休に。今年8月には新路線として中部-福岡線に就航したものの、需要低迷の影響で10月から再度全路線全便で運休することを決めていた。
設立当初から苦難の連続
※写真=エアアジア・ジャパンが12月5日で事業廃止に。設立当初から茨の道が続いた同社だが、新型コロナによってトドメを刺された