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エアバス、ACJ TwoTwentyをローンチ
A220ベースにACJに新ラインナップ
エアバス・コーポレートジェットは10月6日(仏トゥールーズ)、A220-100型機をベースとした新型のビジネスジェット「ACJ TwoTwenty」をローンチしたことを発表した。競合機の3倍もの客室空間を提供することができるほか、全客室空間にWi-Fiシステムを導入。さらに窓には電子シェードを、照明にはLEDを採用するなど、最新技術を取り込んだという。なお、エアバスはローンチと同時に計6機の「ACJ TwoTwenty」を獲得することに成功。そのうち2機はコムラックスが、残りの4機は匿名の顧客からの受注とした。コムラックスでは「ACJ TwoTwenty」初号機を、2023年に市場投入するとしている。
新型コロナウイルスのパンデミック発生により、いわゆる3密を避けることができるとしてビジネスジェット機、プライベートジェット機が注目を集めている。そうしたなかエアバスは新たに「ACJ TwoTwenty」を市場に投入したかたちだ。・・・
※写真=「ACJ TwoTwenty」がローンチ。これまでのACJファミリーは「ACJ318」などと数字表記だったが、A220ベースのACJは「TwoTwenty」と英語表記に(提供:エアバス)
※写真=A220-100をベースとしたACJ(提供:エアバス)
※写真=客室空間を活かし、広いパーソナルスペースを確保。ACJとしては初めてレイアウトなどのエアバス標準カタログを設けた(提供:エアバス)