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電源開発、KDDIとドローンで風力発電機点検実証
点検時間10分の1に短縮など有効性確認
電源開発とKDDIは、風力発電機のブレードに沿って自動撮影が可能なソフトウェアをドローンに搭載した自動点検システムの有効性を実証したと発表した。このソフトウェアはドローンベース社製。電源開発の苫前ウィンビラ発電所など計3カ所で9月に試験を実施した。
従来、風力発電機のブレード点検は人の手によって実施されてきたが、特殊な高所作業であり技能を有する人員が限られているほか、点検作業が風の吹かない夏期などに集中するなど、作業員の確保に課題があったという。
そうしたなかドローンという新たなツールを使った自動点検が脚光を集めており、電源開発らもドローンによる風力発電機のブレードの自動点検の有効性を確認することにした。・・・
※写真=電源開発とKDDIが風力発電機のブレードに沿って自動で検査できるソフトを搭載したドローンによる自動検査の有効性を確認(提供:電源開発、KDDI)