ウイングトラベル
★JAL赤坂社長、ポスト・コロナで国際線観光需要に注力
JJP・SJOと提携しLCCネットワーク形成へ
日本航空(JAL)の赤坂祐二社長は10月7日に開いた会見で、ポスト・コロナの国際線旅客事業について、主力としてきたビジネス需要が今後完全には戻らない見通しであることを改めて示した上で、観光需要をターゲットに、同じグループのZIPAIR、ジェットスター・ジャパン(JJP)、提携関係にあるSPRING JAPAN(SJO)によるLCCネットワークを形成し、観光需要の取り込みを図る考えを示した。赤坂社長は、「JALでは手を付けてこなかった観光需要にリーチしていくことを考えたい。フルサービスのモデルでは採算が合わないので、LCCで観光需要を取り込んでいく」と述べ、JJPおよびSPRING JAPANとさらに提携を深めていく方針を示した。
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※写真=会見する赤坂社長