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印太平洋派遣部隊、南シナ海で対潜戦訓練実施
潜水艦「しょうりゅう」と、訓練後はベトナムに補給寄港
海上幕僚監部は10月9日、「2020(令和2)年度インド太平洋方面派遣訓練部隊」が、南シナ海で対潜戦訓練を同日に実施したと発表した。
対潜戦訓練には海上自衛隊からは訓練派遣部隊の「かが」と「いかづち」および搭載航空機3機と、潜水艦「しょうりゅう」が参加して実施。訓練実施後には、3隻ともに10月10・11日にわたりベトナム・カムラン港に補給のため寄港した。派遣訓練は10月17日まで実施する予定で、今回が訓練間最後の寄港になるとのこと。
なお、海幕広報室によれば今回対潜戦訓練に参加した「しょうりゅう」は、9月15日に追加派遣すると発表した潜水艦とのこと。「しょうりゅう」が「かが」と「いかづち」に同行してインド洋まで向かったかについては回答を差し控えたが、「スリランカ、インドと行った共同訓練には参加していない」と述べている。
※写真=2020年度インド太平洋方面派遣訓練部隊の3隻が南シナ海で対潜戦訓練を実施した(提供:海上幕僚監部)