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PDエアロ、07号機試験はジェットエンジン推進は航空法で許可
ロケット推進は内閣府所管で観測ロケットと同等の規制
PDエアロスペースは10月9日、国の『サブオービタル飛行に関する官民協議会』における調整の結果、開発中の無人実験機「PDAS-X07」のサブオービタル飛行実施に関して、ジェットエンジン推進分は航空機と同様の規制を適用すること、一方のロケット推進部分は観測ロケット等と同様の規制を適用することが正式に決まったことを発表した。これによりPDエアロスペースが高度100kmまで打ち上げることを目指す「PDAS-X07」の飛行試験については、ジェットエンジンを使った部分は航空法の管轄として、一方のロケット推進部分は内閣府が所管する。
官民協議会は今年7月、サブオービタル試験飛行の許可方針について・・・
※写真=高度100kmまで飛行するPDAS-X07号機の試験飛行を許可・監督するする官庁が決まった。これによりPDAS-X07号機は試験飛行に向けた規制部分の土台が固まったことに。写真はPDAS-X06号機