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エアバス、ルクセンブルグにA400M納入
エアバスは10月7日(現地時間)、ルクセンブルクに対してA400Mを納入したことを発表した。機体はA400Mの最終組立ラインがあるスペインのセビリアで行われた。なお、今回の機体受領でルクセンブルクは、7カ国目のA400Mオペレーターとなった。
エアバスによると、機体はルクセンブルクに飛来した後、ベルギーとルクセンブルクの共同空輸部隊が拠点を構えるベルギーのメルスブルックの第15航空輸送団に向けて飛び立つ。
エアバス・ディフェンス&スペースの軍用機部門の責任者であるアルベルト・グティエレス氏は「成長を続けるA400Mのユーザーコミュニティにルクセンブルクを歓迎する」と、ルクセンブルクのA400M受領を歓迎。その上で、「94機が運航しているA400Mは、最近では世界各地でCOVID-19の危機的なミッションに見られるように、民間および軍事面の双方で顧客の空輸ミッションのバックボーンになりつつある」とコメントした。
※写真=初飛行するルクセンブルクのA400M(提供:エアバス)