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2020.10.16

WING

キャノンメディカル、96検体同時検査可能な装置開発

搭乗前の新型コロナ検査などに活用期待も

 キヤノンメディカルシステムズが、新型コロナウイルスRNA検出試薬である「Genelyzer KIT」と組み合わせて使用可能な等温増幅蛍光測定装置「Genelyzer F-MS(MS:Molecular Station)」の販売を開始した。同社によれば、この装置は1台で同時に96検体の検出を行うことができるとしている。
 Genelyzerシリーズの迅速、簡便な特長に加え、F-MSの機能を活かすことで、空港・埠頭などにおける搭乗・乗船前検査のほか、アスリート向け試合前検査、アーティストの公演直前といったイベント前検査などに活用することができるとみている。・・・

 

※写真=同時に96検体を検査することが可能な「Genelyzer F-MS」(提供:キヤノンメディカルシステムズ)