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空自、2020年度航空総隊総合訓練を実施へ
協同基地警備訓練や航空機の機動展開訓練を行う
航空幕僚監部は10月16日、「2020(令和2)年度航空総隊総合訓練(実動訓練)」を10月19日から11月10日までの間、実施すると発表した。
今年度の訓練は機動展開訓練と基地警備訓練を実施することになっており、航空総隊、航空支援集団、航空教育集団、航空開発実験集団、航空システム通信隊および補給本部の人員約5600名と航空機20機が参加。航空自衛隊の各基地や海上自衛隊鹿屋航空基地などを使用する。
機動展開訓練では、海自鹿屋基地のほか、長崎県の福江空港、鹿児島県の奄美空港および徳之島空港といった、空自基地に比べると後方支援施設が不十分な飛行場への航空機部隊の迅速な展開を実施して、展開能力の維持・向上を図るとしている。
また基地警備訓練は、陸上自衛隊部隊と協同で基地警備訓練を実施し、協同基地警備能力の維持・向上を図るとのこと。