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JJP、成田第3PTBで自動手荷物預け機運用開始
旅客待ち時間80秒に短縮、空港でより有意義な時間を
ジェットスター・ジャパンは10月20日から、成田空港において自動手荷物預け機を利用して、受託手荷物の自動チェックインサービスを開始した。ジェットスター・ジャパンが拠点を構えている成田空港第3ターミナルに、成田国際空港会社(NAA)がジェットスター・ジャパン用に計8台の自動手荷物預け機を設置して、それを借り受けるかたちで運用する。成田空港国内線で自動手荷物預け機の運用を開始したのは、ジェットスター・ジャパンが初めて。今年度末までにはさらに追加で8台の自動手荷物預け機を設置して、今年度中に計16台体制とする計画だ。なお、有人カウンターについても3カウンター残し、自動手荷物預け機では対応することができない荷物の預かりなどに対応する。
ジェットスター・ジャパンが成田空港で運用する自動手荷物預け機は、旅客が預ける手荷物を自動手荷物預け機のベルトコンベアの上に置くと、旅客が事前に発券した荷物タグを自動で読み取ることができるタイプのもの。同社は中部空港でも自動手荷物預け機を運用中だが、中部空港の自動手荷物預け機はバーコードリーダーで旅客が預ける荷物のバーコードを読み取る必要がある。
ジェットスター・ジャパンの北原洋一空港本部長は成田空港における自動手荷物預け機の導入によって、「お客様の待ち時間が短くなる」とし、「対面の有人カウンターではこれまで約140秒を要していたが、自動手荷物預け機を利用すれば、約80秒で荷物を預けることができる」と、大幅に処理能力が高くなるとの見方を示し、手荷物を預けるための旅客の列が短くなり、混雑緩和に繋がるとの認識を示した。
また、新型コロナウイルス感染防止の一助にもなることに言及。自動手荷物預け機を利用することで・・・・。
NAA、年度内に計72台の自動手荷物預け機
現在57台運用中、OneID用は来春にも別途18台
関連動画はこちら
https://youtu.be/Tc-W58z-ae8
※写真=ジェットスター・ジャパンが成田空港で運用を開始した自動手荷物預け機。ジェッ太君がその利便性をアピール