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芬良2ヵ国、パトリアと共通装甲車のR&D協定結ぶ
パトリアは10月15日(フィンランド現地時間)、フィンランドとラトビア2ヵ国が、パトリアと共通装甲車システムの研究開発(R&D)協定を結んだと発表した。装甲車の開発作業は、フィンランドとラトビアの共同開発組織が指揮・監督し、フィンランドが主導することになっているという。
フィンランドとラトビアは一般的な装輪装甲車を開発する目的の共同車両開発プログラムを進めており、今年1月には共同開発プロジェクト立ち上げに関する技術協定(TA)にフィンランドとラトビアが署名。パトリアの6輪装甲車「Patria 6×6」をベース車体に選択していた。
ちなみに、エストニアはTAの前段階となる共同車両開発プログラムの覚書にはフィンランドとラトビアとともに署名しており、今年4月にはパトリアがプログラムへの参画を発表していたものの、今回のR&Dには参加していない。・・・
※写真=フィンランドとラトビア2ヵ国が、パトリアと共通装甲車システムのR&D協定を結んだ。共通装甲車はパトリアの6輪装甲車「Patria 6×6」をベースに開発している(提供:パトリア)
※写真=R&D協定を結んだ関係者たち(提供:フィンランド国防省)