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エンブラエル、第3四半期納入数は28機
民間機はわずか7機、エグゼクティブ機が21機に
エンブラエルは10月20日(サン・ホセ・ドス・カンポス現地時間)、2020年第3四半期(7-9月期)に計28機を顧客に引き渡したことを発表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、機体メーカー各社における今年の機体納入数は小幅に推移しており、エンブラエルも大きな影響を受けている。なお、9月30日現在における確定受注残高は151億米ドルとなっている。
エンブラエルが第3四半期に納入した計28機のうち、民間航空機の引き渡し数はわずか7機に留まった。エグゼクティブジェットの納入数は21機で、小型ジェットが19機、大型ジェットが2機だった。
民間航空機関連では第3四半期中、ヘルベティック航空が有していた4機のE190-E2確定受注分について、E195-E2へとサイズアップすることで合意。エンブラエルはこれまでに5機のE190-E2をヘルベティック航空に引き渡済みだ。・・・