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米国務省、台湾向けHIMARS、SLAM-ER等のFMS承認
3件の見積総額は18億1130万ドルに
米国務省は10月21日(米ワシントン現地時間)、台湾(正式には台北経済・文化代表事務所:TECRO)向け高機動ロケット砲システム(HIMARS)や空対地ミサイルAGH-84H(SLAM-ER)、MS-110偵察ポッド、およびこれらの関連機器などの有償軍事援助(FMS)3件を承認したと発表した。3件の見積もり総額は18億1130万ドルで、国防総省安全保障協力庁(DSCA)は同日、議会に要求承認を通告した。
HIMARSのFMS内容としては、11両のM142ランチャー、64基のATACMSミサイルM57単弾頭弾、7両のM1152AI高機動多目的車両(HMMWVs)、11丁のM240B機関銃、17個の国際野砲戦術データリンクシステム(IFATDS)、54基のM28A2低コスト練習用ロケットポッド(LCRRPR)、11丁のM2AI重機関銃などのほか、各種支援機器、修理・補用部品、ロジスティクスサービスなどを含んでおり、見積もり金額は4億3610万ドルとしている。
また、AGH-84HのFMS内容は、135基のAGH-84H(SLAM-ER)ミサイル、・・・