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2018.07.12

WING

豪雨の自衛隊派遣のべ約3万9000名に

航空機はのべ38機、食料やクーラーを空輸
 
 今回の平成30年7月豪雨災害に対する防衛省・自衛隊の災害派遣は7月11日朝 現在で、人員約3万名、艦艇のべ24隻、航空機のべ38機の規模となり、11日までに福岡、高知、広島、岡山、京都、愛媛、山口、兵庫の各府県で2265名の人命救助、孤立者救助を実施した。11日発表の新たな航空部隊の活動では、7月10日広島県呉市に陸自中部方面ヘリコプター隊がパン約2万4000食を空輸した。また、空自春日ヘリ空輸隊(福岡県春日基地)が愛媛県西予市にスポットクーラー20台をCH-47J輸送ヘリコプターで空輸した。クーラーは陸自中部方面 特科隊(松山市)が市役所から避難所に輸送したという。
 そのほか、給水支援1924トン、物資輸送、水防(土嚢作成)、道路啓開 355メートルなどを各地で実施している。
 自衛隊の災害派遣は行方不明者の捜索がまだ続く一方、交通遮断による食料 不足からヘリコプターによる食料の空輸、猛暑対策の避難所用クーラーの空輸 など生活支援のための活動も多くなって来ている。