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ロステック、スパイドローン検知装置を初公開
高感度マイクにより無線封止モードのドローンを検知
ロステック傘下のロスエレクトロニクスは10月20日(ロシア現地時間)、モスクワで開催している国際展示会「インターポリテックス2020」で、スパイドローンを検知出来る「Ataka-shorox(アタカ・ショロフ)」音響諜報モジュールを初公開したと発表した。
「アタカ・ショロフ」は、搭載した高感度マイクからの集音によって無線封止モードで自律飛行するドローンを検知することが出来る対ドローンシステムで、ロスエレクトロニクス傘下の「NPP Almaz(科学生産企業アルマズ)が開発している。
ドローンの検知範囲は、周辺の音響ノイズのレベルに依存するものの、150メートルから500メートルの範囲で検出可能で、必要とするモジュールの数と配置は保護対象物の特性に応じて決まるという。また、民間用対ドローンシステム「アタカ・DBS」と統合が可能となっており、・・・
※写真=スパイドローンを検知可能なアタカ・ショロフ音響諜報モジュール(提供:ロステック)