スカイマーク佐山会長、搭乗者数は「例年の約半分強」

需要回復基調鮮明に、年末年始に例年の8割ほどの期待
　
　スカイマークの佐山展生会長は10月25日、下地島空港で報道陣の取材に応じて、足元の旅客需要について、「現在の搭乗者数は、例年のだいたい半分強くらいのところもまで戻ってきている」ことを明らかにした。
　その上で、「（平時ならば当社は）1日あたり平均2万2000人を輸送してきたが、今年は少ない時にはゴールデンウィークでも1日500人という時期もあった」と新型コロナウイルスの影響で大打撃を受けたことを振り返りつつ、「最近では1万人を少し超えるところまで回復してきている。予約をされる方の人数も、1万7000人くらいのレベルに達しており、確実に需要が回復してきている手応えはある」と話した。
　一方で世界をみれば、欧米を中心に依然として新型コロナウイルスが猛威を振るい、連日のように新規の感染者数が過去最高を記録。再び規制を強化する動きも散見されるようになってきた。・・・