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パトリア、米陸軍とNemo迫撃砲システムのFCT契約結ぶ
パトリアは10月22日(フィンランド現地時間)、米陸軍と「Patoria Nemo」砲塔式迫撃砲システムの実現可能性調査を海外比較試験(FCT)の形で実施する契約を結んだと発表した。
この契約では、米国およびフィンランドにおいて、いくつかの試験とデモンストレーションを行うことになっており、米軍の迫撃砲弾を用いてNemoの性能をテストするとのこと。
米陸軍では、装甲部隊およびストライカー旅団戦闘団に対して、運用乗員を十分に保護し、負担を大幅に軽減した上で、迅速かつ正確な間接および直接射撃能力を与える取り組みを実施しており、パトリアは、自社の遠隔操作式砲塔型120ミリ迫撃砲システムであるNemoを米陸軍に提案。米陸軍戦闘能力開発本部(CCDC)との間で、今年5月には共同研究開発契約(CRADA)を結んでいたところ。
※写真=米陸軍への「Patoria Nemo」の提案は実射試験の段階に進んだ(提供:パトリア)