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露航空宇宙軍、グロナス-K衛星を打ち上げ
プレセツク宇宙基地からソユーズ2.1bで
ロシア国防省は10月26日(ロシア現地時間)、ロシア航空宇宙軍がロシアの衛星測位システムの「GLONASS(グロナス)」を構成するグロナス-K衛星の打ち上げに成功したと発表した。ソユーズ2.1bロケットに搭載した衛星は、アルハンゲリスク州・プレセツク宇宙基地から現地時間10月25日22時08分に打ち上げられ、打ち上げから2分後にはチトフ記念総合宇宙試験管制センターの管制下に入り、軌道投入に成功。搭載しているシステムは通常モードで動作しているという。
グロナスの衛星コンステレーションには現在28基の衛星があり、内24基で運用している。残りのうち2基は予備で、1基は次世代機であり今回打上げたグロナス-Kの飛行試験を実施している最中、もう1基はメンテナンスのために軌道を外れている状態という。・・・
※写真=ロシア航空宇宙軍はロシアの衛星測位システム「GLONASS(グロナス)」を構成するグロナス-K衛星の打ち上げに成功した(提供:ロシア国防省)
※写真=打ち上げはソユーズ2.1bロケットを用いてプレセツク宇宙基地で実施した(提供:ロシア国防省)