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2020.10.27

WING

ANA・JAL、手伝い希望旅客への接遇ガイドライン共同策定

新型コロナ対策踏まえたガイドラインに

 全日空(ANA)と日本航空(JAL)は10月26日、搭乗に際して手伝いを希望する旅客を対象とした新型コロナウイルス感染症対策を踏まえた接遇ガイドラインを共同で策定したことを発表した。両社共同で策定したガイドラインは、公益財団法人日本ケアフィット共育機構が監修した。
 国内では国土交通省が2018年に示したコミュニケーションを基本とした交通事業者向け接遇ガイドラインを発表。さらに国際運送航空協会(IATA)は新型コロナ禍において障がい者や高齢者などの旅客へ航空会社が適切な接遇を行うよう基本的な考え方を示したガイダンスを発行している。
 こうした流れのなかで両社が策定したガイドラインでは、例えば車いす移乗サポートや手引誘導など、旅客の身体に触れる必要が有る場合には、手指消毒・除菌を徹底するほか、飛沫感染防止のため正面を避けて斜め前や横から案内を行うなどの取り組みを強化する。・・・