三井E＆S造船、艦船など官公庁向け製品のPR強化

グループ公式youtubeチャンネルで紹介動画を公開

　三井E＆S造船は10月27日、設計・建造する艦船のデザインコンセプトを表現したPR動画を三井E＆Sグループ公式youtubeチャンネルで公開した。
　公開した動画では、外観に日本人が美しいと感じるとする「白銀比」を用いた艦艇のデザインコンセプトが登場。同社の艦船建造拠点である玉野事業所が古来優れた日本刀を生み出してきた備前国に程近いことに因んで、「刀」の様に切れ味鋭い製品を送り出したいという気概を表現しているという。
　三井E＆S造船では艦船など官公庁向け製品のPR強化を進めており、今年7月に水陸両用機能を備えた次世代多目的支援艦（MRSS）のコンセプトモデルの紹介動画を三井E＆Sグループ公式youtubeチャンネルで公開したのを皮切りに、掃海艦艇が装備する自走式機雷処分用弾薬（EMD）と水上無人機（USV）を紹介する動画を公開している。
　三井E＆S造船広報はこうした動きについて、「これまで難しかった官公庁向け製品のPR強化を図っていくという流れが（社内に）あり、PRの一環として実施している」と話している。

※三井E＆Sグループ公式youtubeチャンネル
参照URL＝https://www.youtube.com/channel/UCnArDQX-cYxXwzLDdBRLBAQ

※写真＝外観に「白銀比」を用いた艦艇のデザインコンセプト（三井E＆Sグループ公式youtubeチャンネルより引用）