UAC、電車広告「モスクワの産業-前線」の運行開始

モスクワ地下鉄3号線で、戦時中の航空産業等紹介

　統一航空機製造会社（UAC）は去る10月23日、大祖国戦争中の首都モスクワにおける産業の働きを紹介する電車広告「モスクワの産業-前線」が、モスクワ地下鉄3号線（アルバーツコ＝ポクローツカヤ線）で運行を開始したと発表した。なお、運行期間は半年間とのこと。
　車内広告にはUAC傘下企業および設計局であるイリューシン、ツポレフ、ミグ、スホーイ、ヤコヴレフの歴史資料を用いており、乗客は戦争前夜と戦時下に開発された伝説的な航空機のほか、設計者や労働者の勤務風景、軍パイロットの功績について学ぶことができるという。

※写真＝UACはモスクワ地下鉄で電車広告「モスクワの産業-前線」の運航を開始した。大祖国戦争における航空産業などを紹介している（提供:UAC）