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露UEC、2023年までにPD-35のテストベンチを建設へ
ペルミの既存施設敷地内に、投資額は約38億ルーブル
統一エンジン製造会社(UEC)は10月27日(ロシア現地時間)、2023年までにペルミ州・ノーヴィエ・リャディ工業地帯にテストベンチを建設すると発表した。
このテストベンチはワイドボディ長距離機や重輸送機用となるPD-35エンジンのフルサイズモデルのエンジニアリング、特殊試験、認証試験を行うためのもので、建設プロジェクトへの投資額は約38億ルーブルになるとのこと。
PD-35エンジンは計画推力35トン(離陸時推力は33トンから40トン)を目指して開発中の国産高バイパス比ターボファンエンジン。UEC傘下のUEC-アヴィアエンジンが開発、同じく傘下のUEC-ペルミモータースが製造することとなっており、PD-35開発プロジェクトへの投資総額は既に1800億ルーブルに達しているという。
UEC-ペルミモータースは、・・・
※写真=ペルミ州・ノーヴィエ・リャディの既存テスト施設(提供:UEC)