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NTT東、電気通信設備早期復旧に衛星・ドローン活用
年度内に東日本全域で被災設備早期把握体制
NTT東日本は10月27日、衛星データ、ドローンなどの上空からの被災状況調査を「4DSS」(4D inspection from Space and Sky)と名付け、大規模災害発生時の早期復旧に向け、衛星データを活用した被災設備の早期把握に取り組む方針を示した。今年度中に東日本全域を迅速に調査できる衛星データを活用した被災設備の早期把握体制を構築し、来るべき災害に備え「通信ネットワークの信頼性向上」、「サービスの早期復旧」「重要通信の確保」の3つを災害対策の基本方針として対策を強化していく方針だ。
同社によれば、衛星データは宇宙航空研究開発機構(JAXA)の「だいち2号」の合成開口レーダー(SAR)の撮像データを利用するとともに、NTTデータの全世界デジタル3D地図「AW3D」による光学衛星とSAR衛星を併用。これにより、天候に左右されることなく、迅速な被災設備の面的把握を実現し、電気通信設備の早期復旧に取り組む。・・・
※画像=GISによる被災設備推定イメージ(提供:NTT東日本)