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リバー級哨戒艦最終艦の「スペイ」が就役へ
造船所からポーツマス海軍基地へ向け出港
BAEシステムズは10月28日(英国現地時間)、リバー級哨戒艦の最終艦となる「HMS スペイ」が英海軍へ引き渡すためにグラスゴーに所在するBAEシステムズの造船所からポーツマス海軍基地へ向け出港したと発表した。「スペイ」の出港により、BAEシステムズが6年間で5隻建造・引き渡してきたリバー級哨戒艦第2バッチプログラムの建造フェーズが完了したことになる。
「スペイ」は、ディーゼル機関からの排出ガスに含まれる窒素酸化物を約90%削減する尿素フィルターのおかげで、英艦隊で最も環境に優しい艦船の一つであり、先に就役している姉妹艦4隻に合流することになるという。
※写真=リバー級哨戒艦の最終艦となる「HMS スペイ」が英海軍へ引き渡すためグラスゴーからポーツマスへ向け出港した(提供:BAEシステムズ)
※写真=「スペイ」を見送るBAEシステムズの社員(提供:BAEシステムズ)