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2020.11.04

WING

米国務省、台湾向けMQ-9B遠隔操縦機のFMS承認

4機のMQ-9Bと地上管制局等、見積金額は6億ドル

 米国務省は11月3日(米ワシントン現地時間)、台湾(正式には台北経済・文化代表事務所:TECRO)向けMQ-9B遠隔操縦機と関連機器の有償軍事援助(FMS)を承認したと発表した。見積もり総額は6億ドルで、国防総省安全保障協力庁(DSCA)は同日、議会に要求承認を通告した。
 今回のFMS内容としては、4機の兵器搭載型(Weapons-Ready)MQ-9B、2基の固定式地上管制局、2基の移動式管制局、14基のSAASM(選択的利用可能対妨害モジュール)搭載型GPS/EGIシステム(12基搭載、2基予備)、MX-20マルチスペクトルターゲティングシステム、SeaVue海洋多目的パトロールレーダーなどのほか、エンジンやトランスポンダー、・・・

 

※写真=米国務省は台湾へのMQ-9B遠隔操縦機と関連機器などのFMSを承認した。MQ-9Bは日本でも海上保安庁が導入を検討しているところ。(写真は2018年の壱岐空港での飛行実証の様子)