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航空輸送8月、国際航空96.9%減、利用率24.4%
厳しい状況も国内70.3%減で回復わずかに早く
国土交通省がまとめた8月分の航空輸送統計は、国際航空で人ベースが前年同月比96.9%減の6万6000人で、人キロベースが95.5%減の4億2896万8千人キロ、座席利用率が24.4%だった。国内定期航空の輸送量は、人ベースが70.3%減の307万8000人、人キロベースが70.2%減の29億402万6千人キロで、座席利用率が34.4%だった。感染症拡大による各国の出入国規制によって、国際航空の需要が著しく減少。引き続き、ゼロに近い厳しい状況となった。国内定期は、より早いペースで需要が回復しつつあるものの、全国的な感染の再拡大のため伸び悩んだ。今後はキャンペーン拡充なども影響して、回復も見込まれる。
貨物輸送は、国際航空の輸送量が21.4%減の9万2909トンで、トンキロベースが20.2%減の5億2974万5千トンキロ、重量利用率が60.8%。これに超過手荷物、郵便物を含めると、トンベース23.2%減の9万6019トン、トンキロベース20.4%減の5億5217万6千トンキロとなった。国内定期航空の貨物輸送量は・・・
※写真=国際旅客は依然ゼロに近い数字に。国内は需要の戻りがわずかに早い