GDEB、米海軍からコロンビア級戦略原潜2隻受注

2隻で約95億ドル、1番艦は2027年に納入予定

　ジェネラル・ダイナミクスは去る11月5日（米コネチカット州現地時間）、傘下のジェネラル・ダイナミクス・エレクトリック・ボート（GDEB）が米海軍からコロンビア級戦略原子力潜水艦2隻を94億7400万ドルで受注したと発表した。
　GDEBが受注したのはコロンビア級の1番艦と2番艦で、建造および試験、関連する設計・エンジニアリングサポートの契約変更オプションを含んでいるとのことで、1番艦は2027年に米海軍に納入する予定とのこと。
　コロンビア級は現在米海軍が運用しているオハイオ級の後継となる戦略原子力潜水艦で、全長560フィート（約170メートル）、排水量約2万1000トンと、米国史上最大の潜水艦となる。そのほかの特徴としては、就役期間と同期間分の原子力燃料を積んでいるため、就役期間中に長期間ドック入りして船体を切り開いて燃料棒を交換する必要がないことが挙げられる。・・・

※画像＝GDEBはコロンビア級戦略原潜の1・2番艦を米海軍から約95億ドルで受注した。1番艦は2027年に納入予定となっている（提供：GDEB）

※写真＝コロンビア級のSLBM区画のプロトタイプ（提供：GDEB）