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2020.11.11

WING

関空で燃料流出2訓練実施、関係機関連携強化

タンカーバースで炎上も想定、給油施設で夜間訓練

 関西国際空港で、燃料油流出に関連する防災訓練を行う。11月12日にはオイルタンカーバースで、着桟したタンカーから燃料油が流出した事故を想定した訓練を実施。16日には航空機給油施設で、夜間の大規模地震が発生した想定の訓練を実施する。いずれも関係機関との連携強化および防災体制強化を目的として行う。
 12日の訓練は、8機関から約50人が参加する。参加機関は、海上保安庁関西空港海上保安航空基地(巡視艇2隻)、泉州南広域消防本部、関西空港警察署、海上災害防止センター、関西エアポート(防災船など4隻)、関西エアポートオペレーションサービス(燃料回収車1両、消防車3両、資材運送車1両、救護車1両)、関西エアポートテクニカルサービス(作業車1両)、関西国際空港内航タンカー海上安全協力会(タンカー1隻)。今年度は規模を縮小したかたちで、ガス濃度測定訓練、オイルフェンス展張訓練、流出油回収および希釈拡散処理訓練、消火放水訓練などを行う予定だ。・・・

 

※写真=上がタンカーバース訓練の様子で、滋賀の写真が16日に訓練する夜間の給油センターの様子(提供:関西エアポート)