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2020.11.12

WING

ICAO、航空再開向けた「テイクオフ」ガイダンス更新

世界協調対策重要も各国状況で緩和権限は各国に

 国際民間航空機関(ICAO)は11月10日(モントリオール現地時間)、理事会の下に設置された航空復興タスクフォース(CART)が、航空再開に向けた「テイクオフ」ガイダンスを更新したことを発表した。「テイクオフ」ガイダンスの更新は、新型コロナウイルス感染拡大で未曾有の打撃を被っている航空再開に向けて、世界的に協調したかたちで対策を講じていくことが大きな狙いの一つだ。一方、検疫措置の緩和および旅客検査の評価およびその利用を含め、新型コロナパンデミックから回復の優先事項に対する各国の主権と権限を再確認する中身も盛り込まれた。
 ちなみに更新ガイダンスでは、各国が現在の医療状況に応じてその採用を検討すべきであることのほか、一般公衆衛生、・・・

 

※写真=ICAOは「テイクオフ」ガイダンスを更新。航空再開の鍵となる世界的に調和の取れた対策の新たな指針となる