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2020.11.12

WING

ANA、12月から羽田-ホノルルを週2往復に

「11月以降のハワイ予約は一段上に」と回復基調

 全日空(ANA)は11月11日、12月から羽田-ホノルル線の運航便数を、週2往復便に拡大する方針を固めた。年末年始には更に追加で2往復便を設定するなど、12月~1月の2ヵ月間で17往復便を運航する計画だ。ただ、運航機材はA380ではなく、215席仕様の787-9型機を投入する。
 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、羽田-ホノルル線は現状で月2往復便の運航に留まっている。しかしながら日本からのハワイへの渡航制限緩和などの流れを受けて、ANAは12月から運航便数を拡大することを決めた。ANAは去る11月6日に羽田-ホノルル線の運航を7ヵ月ぶりに再開したばかり。それに先立って去る10月5日には成田-ホノルル線を再開していたが、羽田-ホノルル再開に伴って成田便は運休となった。
 12月から週2往復便に復便することについて、ANAは「今後少しずつ予約が増えていくことがことを期待している」とのこと。これまでは留学生やビジネス渡航、一時帰国者が需要の中心となっていたが、その流れに既に変化が見え始めているという。・・・

 

12月・1月の国際線減便率は83%

 

※写真=ANAは羽田-ホノルル線の運航を12月から週2往復にする。日本からハワイへの渡航制限緩和で11月以降、予約状況に回復の兆候が。年末年始に向けて需要拡大を見込む