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2020.11.16

WING

ANA上期実績、国際線旅客数は96.3%減

コロナ影響、国内線旅客も81.4%減

 全日空(ANA)がまとめた2020年度上期(4-9月)の旅客輸送実績によれば、国際線の旅客数は前年同期比96.3%減少した19万3827人に留まった。座席供給量を表すASKは84.4%減少した54億2669万3千座席キロにまで縮小。旅客需要を示すRPKは95.1%減の13億1184万7千人キロとなった。
 一方、国内線の旅客数は81.4%減の385万951人にまで減少。ASKが64.2%減の98億245万0千座席キロ、RPKは81.3%減の35億8106万2千人キロに留まった。
 新型コロナウイルス感染拡大に伴う各国政府の渡航制限および検疫実施などの影響で、世界各地の航空会社の国際線ネットワークは崩壊したままで、ANAの国際線ネットワークも著しく減少している。
 上期実績をみてみると、北米・ホノルル方面の旅客数は対前年同期比99.2%減少した6万7808人に。欧州方面も96%減少した1万9522人、アジア・オセアニア方面も96.9%減の10万6497人だった。・・・

 

※写真=ANAの上期輸送実績がまとまった。国際線の旅客数は6ヵ月間でもわずか19万3827人。前年比96.3%減少した。国内線も5月を底に回復基調も夏繁忙期失速で81.4%減の385万951人に留まった