ウイングトラベル
★宿泊施設高付加価値化へ複数施設の提携後押し
菅首相、12月に観光回復プラン取りまとめへ
菅義偉首相は11月16日に行われた観光戦略実行推進会議に出席し、宿泊施設の高付加価値化実現へ「今後の変化を見据えた施設内改修、複数のホテル・旅館との提携、さらに街全体の外観改善や案内板整備などを含めて今のうちにできることをしっかり支援していく必要がある」と述べ、ポストコロナを見据えて宿泊施設の競争力強化に向けた取り組みを政府としてより一層後押ししていく考えを示した。さらに、観光庁に対しては、「関係省庁と連携し、当面、わが国の観光を復活させていくための政策プランを次回(12月開催予定)の観光戦略実行推進会議において取りまとてもらいたい」と改めて指示した。
また、菅首相は「観光関連では全国に約900万人の人々が従事しており、それぞれの地域を守り、わが国が観光立国として生きていくために、感染対策と両立させながら、何とか現状を乗り越えていく必要がある」と述べた上で「Go Toキャンペーンは事業者と利用者がそれぞれ感染対策に気を付けてうまく活用いただけるように運用していきたいと思っている」とし、感染対策をしっかり講じていくことを前提に旅行を含めた社会経済活動と両立させながらGo Toトラベルを始めとした各種キャンペーンを推進していく考えを示した。
観光戦略実行推進会議、コンテンツ強化など議論
観光推進へ縦割りの打破やM&A支援人材の育成など提言
※写真=観光戦略実行推進会議で発言する菅義偉首相(首相官邸ホームページより)