WING
ロッキード、スイス政府にF-35提案書を提出
独自運用のためのスペアパッケ―ジなど含む
ロッキード・マーティンは11月18日(米テキサス州現地時間)、スイスの新型戦闘機(NFA)コンペにおいて、F-35戦闘機の提案書をスイス政府に提出したと発表した。
提案書の内容としては、最大40機のF-35Aのほか、生産機全てにスイス製部品を使用し、スイスの自主性を強化する維持管理ソリューション、包括的訓練プログラムを含むトータルパッケージを提供するとなっている。この維持管理については、欧州地域におけるF-35のスケールメリットを得てスイス空軍の維持管理コストを低減するためにF-35グローバルサポートを用いるが、スイス空軍が独自運用を行うことが出来る様に、6ヵ月分の戦力確保用スペアパッケージを含んでいるという。また、スイス空軍とスイス産業界がF-35の機体構造とその先進能力をプログラムの最後まで維持する方法を理解可能な様に、スイス国内で4機のF-35を組み立てるオプションも用意しているとのこと。・・・
※写真=ロッキード・マーティンはスイスのNFAコンペにおいて、F-35戦闘機の提案書をスイス政府に提出した(提供:ロッキード・マーティン)